輪舞曲

第十回、それは『輪舞曲』スタッフルームから聞こえた歓声によりはじまった。「ナイス!タイアップ!」「先輩ナイスタイアップでーす」そう、韓国でのなんともあっけないシークエンス(チェ・ジウさんの中途半端記憶呼び覚ましシーン)を終えて日本へ戻る彼らを乗せた大韓航空機が夕陽を浴びて飛行するシーンが放送されたのだ。みなさん日本到着後の活躍を見るにつけ、フライトは快適だったことと思います。機内食辛ラーメンも出ると聞きました、韓国へお出かけの際はぜひ大韓航空をご利用ください!(便乗タイアップ)。さあギャングのおそるべき計画が明らかになったぞ、日本の金融機関のデータをゼロにするんだって。これで経済大混乱だ。わーこわい、ギャングってこわいね。でもすでに警察の機能はグダグダだから(だよね?)、こっちをもう一押しするだけでだいぶ大変な事になるんじゃないでしょうか?全部の警察職員のデータを消すとかね。すぐできそうじゃない?市川由衣さんも改心してしまったので残念。だったらなおさら先週の竹野内豊さんが日本から韓国へ行く手はずを整えるところは省略して欲しくなかったなあ。ギャングの偽札工場を摘発してからこっち、どこをどう見ていいのかよくわからないのが正直なところ。竹野内豊さんはどれを最優先してるんだっけ?父親を殺した仇を逮捕すること?石橋凌さんを殺した犯人はいいのかな?チェ・ジウさんをどうしたいのかな?どこに向かっているのか、旗を振ってくれないとなあ、「この先の展開が読めないから楽しい!」ってのとは違う気がする。これは韓国のドラマを見ていないと厳しいのかしら、独特の文法みたいなものがあるのだろうか。次回は最終回、ちょっと延長するようですね。同時間に『ビバリーヒルズ・コップ3』やるみたいですね、どうしようかな(←えー、ここまで見ておいて)。まあラストシーンはどこかの水っぺたで竹野内豊さんとチェ・ジウさんが出会ったりするんだろうね。逆にそうしてくれないとなあ。いままでずっとそうだったし。若い二人は水辺がお好き。