『MOTHER3』の話をしよう その1

2006年4月20日(木)ゲームボーイアドバンス用ソフト『MOTHER3』が発売されました。その話。
とりあえず、説明書も見ずにゲームを開始すると、男の子が出てきてRPGではおなじみの名前付け画面になった。「なんだ、ありがちだな」と思いつつ、すぐに名前が思いつかないので”おまかせ”で名前をつけた。犬小屋を覗いていた”リュカ”がこちらを向いた。目が合った。「あっ」このドット絵、この感じ、唐突に懐かしさがこみあげてきた、ウルウル。一時は開発中止になった『MOTHER3』、当初はNINTENDO64向けに製作されていて、ポリゴンの立体感あふれる開発中画面を当時見ていた私は、この平面的なドット絵を見て古臭さよりも懐かしさを感じた。つまりいい年こいてるということだ。そのあとも名前付け画面は続く、とりあえず”おまかせ”で設定して、冒頭の物語を遊んでみた、途中で手が止まる、また名前付けだ。しかし、こんどの名前付けはちょっとやそっとではつけられない感じがした。とりあえずそこでストップして、もう一度最初から本気でやるために名前を考え中。”おまかせ”を用意しておいて、「”おまかせ”ではイカイカン」と思わせるイベントをいきなり組んできた糸井重里さん、にくいお方。糸井重里さんが、この『MOTHER3』製作中に平行して世に出た作品ってけっこうあるけど、たとえば冨田ラボのこの作品なんかどうだろうね。

糸井重里さんは作詞で参加してますけど、創作時期はかぶるんじゃないかな?そういう横のつながりみたいなものも楽しみつつ、のんびりやります。

MOTHER3

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