『吾輩は主婦である』第三十六話「ちがう」 2006年7月10日(月) 13:00〜13:30 TBS

奥さん、いよいよ最終週、なんか夏の終わりの風が吹いてきましたね、梅雨も明けてねえのに。夏休み最後の週ってこんな感じ、全四十話って、あれですよ夏休みって四十日くらいだったじゃない、そんな気持ちさ。というわけで先週金曜日”遺書”を残して姿を消した夏目漱石斉藤由貴さん。矢名家の居間にて遺書を開封してみると、赤ぱじゃまこと及川光博さん宛の封書が。子供たちのも枕元に、竹下景子さんも自分の部屋に、岡田義徳さん、高橋一生さん宛と一緒に。池津祥子さんのがない、レッド吉田さんにはあったのに。結局各人にあてられた大量の封書がありまして、池津祥子さんのは無かったんだ。どれから読む?軽めのがいいということで、息子の荒井健太郎さん宛のものを読みはじめます。まあ要するに、これまで作家である夏目漱石斉藤由貴さんの話を中心にしてきましたが、登場人物それぞれとも交流がありました、日常生活がありましたよってことをやってると思うんですけど、そういうことやると優先順位からし能世あんなさんが演じる”つぼみ”の「つぼみ」がサブタイトルになる日が来ない気がします。もしそうなった場合、私も鬼じゃありませんよ、鬼じゃありませんけど、鬼になりますよ。出るとこ出ましょうか?回想シーンで、荒井健太郎さんが作文の宿題で、将来の夢について書けというけどなりたいものが無い。まわりに聞いて回る、その中に桐谷健太さんが出てきたので嬉しいな。ロケにて CM 撮影のために、車両の通行をごめんなさいしてまして、それを荒井健太郎さんが変わってやってるときの桐谷健太さんの抜きっぷりが最高。柵に座ってつまんなそうにタバコをふかしてましたよ。このあとさすが流しの CM 出の息子、しっかりとヨーグルトの CM に出演しておりました、頼んでないのに。いろいろな人の職業を見て、やっぱどれもピンと来なかったので素直にそれを書いたら、担任の原史奈さんに呼ばれて注意されちゃいました、よくやった。ほかのこどもはどんな作文を書いているか知りたいので授業を見学させてもらうと、なんだか大人の目を意識したいやらし作文ばかりだったので、怒ってしまい、小学生を前に一席ぶってしまいました。「夢をあきらめないで」って、その辺の声優はラジオとかで、そのまま言って励ましたつもりになることが多いですけど(←偏見が過ぎる)、夏目漱石斉藤由貴さんは、自らの体験を踏まえ、あなたが持つ夢は、あなたを育ててくれている親の夢でもあるのだと、きれいにしめました。それが荒井健太郎さんの心には届いたのか、将来は小説家を目指すと知った夏目漱石斉藤由貴さんは、万年筆を机のひきだしに忍ばせたのでした。って亀の”そうせき”は引き出しの中で飼っているのか、バッドスメルだで。さあ次は東亜優さんよ、とそこへ一本の電話がかかってきます。夏目漱石斉藤由貴さんの作品が文学賞の候補になると言うのです。明日へ続く。