泣き女故郷に帰る。『新春 SP ！押切もえ＆エビちゃん最初で最後 恋と友情二人旅！』

あんたたちも泣くのね。というわけで、正月は二日からめでたくも押切もえさん、蛯原友里さんをがっつりフィーチャーしたスペシャル番組『新春 SP ！押切もえ＆エビちゃん最初で最後　恋と友情二人旅！』（2007年1月2日 24:50〜26:14 TBS）を見ることが出来たので縁起の良いことです。この二人に加えて TBS アナウンサーの川田亜子さんが進行役ながら同列の扱いを受けたいんだかなんだかわからない微妙ポジション。冒頭のお二人紹介で『 CanCam 』おヒゲの編集長大西豊さんが、前髪はらりスタイルで登場するというサプライズ。ハワイでリラックスなお二人、まずは腹ごしらえで生クリーム山盛りのパンケーキをパクリ。甘い物でゴキゲンお口も軽く、小顔になるためのリンパマッサージを披露。続いてリムジンに乗ってヨガのレッスンを受けに行きます。海の見える庭先にて青空の下、押切もえさんはトンボ切ってました。30分じっとりと汗をかきまして、ショッピングへ。T シャツ屋さんでテンションが上がったお二人はオリジナル T シャツをデザイン、これを番組の最後に……プレゼン……いいえ限定販売です！ひえええ金の匂いがすることだ、いったいどこから匂うやら。宿泊先のホテルの庭でペンギンやらフラミンゴやら、特に興味が無さそうなリアクションのあとお二人はしばらく別行動。押切もえさんは自身デザインしたウェディングドレスの撮影、ヘアスタイリングをしているのは鈴木サダムさん……おや？表記は SADAMU さんですって、アルファベットにして世界進出なの？リアリィ？えー聞いてないんですけど（←なにさま目線）。そしてこのドレスを実際の結婚式で着るカップルに突然現れドッキリさせてました。蛯原友里さんは『 CanCam 』2007年1月号付録『エビちゃん HAWAII BOOK 』の撮影です。続いて初のサーフィンにチャレンジ、一回目からボードの上に立てたのはバランス感覚のよさか引きの強さかなんなのか。舞台は一転日本は福岡へ、蛯原友里さんの出身大学である九州産業大学の学園祭に呼ばれたので密着。トークショーのあと懐かしの学び舎を探索、教授と再会、記念にゼミ室の壁にサインをしましたぜ。大学時代の下宿や公園を訪ね貧乏話（親からの仕送りを使いたくなかったがための節約話）を少々。ハワイの押切もえさんは朝市で人気のハチミツつくりを体験、積極的に単語でコミュニケーションをとるのが格好いいぜ。つづいて野生のウミガメに遭遇しつつワイメア・ビーチパークへ。ここで２年前首の骨をモッキリ折ってしまったんですね、まあ番組じゃなけりゃ来ないよな。波打ち際にてその時のこと、お母さんが毎日のように看病に来てくれた、大切なものはすぐそばにあったのだ話で涙。福岡の天神に繰り出した蛯原友里さんはモデル駆け出し時代にお世話になったヘアサロンを訪ね店長とハイファイブ。ここらへんからの蛯原友里さんは肩の力が抜けたというか、いい意味でリミッターが外れて感情のゆれが大きくなり、ときおり御国言葉が出るので見ているこちらは鼻息が荒め。スカウトされたモデル事務所で社長と再会で涙、この社長さんがいい感じのおば様でよかったよね。スカウトの決め手はやはり”目”だったそうで、ガングロが流行れば右にならえの中、ひとり素顔で天神の地下街を歩いていて、その目が際立ったとか。もしかガングロになろうにも貧乏にて日焼けサロンにいけなかったのが幸いしたのかなんなのか。さらに憧れの先輩モデル夏木（なつき）さんとも再会で顔ぐちゃぐちゃ泣き。なんというか自分をしっかり持っていそうな夏木さんですね。もつ鍋屋さんにて当時のモデル仲間を交えて旧交を温めますが、このもつ鍋がメタメタ美味しそうなのでした。ハワイにてお二人合流の最後の夜、ホテル内の海の見えるレストランでディナー。この春で『 CanCam 』を卒業し『 AneCan （仮）』専属モデルとして新たな一歩を踏み出す押切もえさんにエールを送ります。家族からの手紙に涙々。蛯原友里さんからもプレゼントあり、もうさプレゼント渡す側の蛯原友里さんが泣いちゃってるんだもんね、ラッピングを開いて覗き込んだときグッと目を閉じる押切もえさん、取り出したプレゼントをカメラに向けます。それはボンドで一個一個ひっつけたであろう蛯原友里さん手作りのキラキラフォトフレームで、納まる写真は押切もえさん蛯原友里さんのモノクロツーショット。ここは最強場面でしたね。この畳み掛ける泣かせの演出にまんまと乗せられて泣いたわ。そして二人の友情はさらに深まったのでした。そんで最後にゃ T シャツを売りまして（お金大好き！）おしまい。ハワイだけかと思っていたら、ルーツに迫る充実の内容で大満足でした。