なに汁があふれるのか?安藤裕子さん『 JILLE (ジル)』2008年6月号で表紙 & 新連載開始。その件とはあんまし関係ない理由で品薄必至につき、立ち読み御免の即購入な話。

JILLE (ジル) 2008年 06月号 [雑誌]

JILLE (ジル) 2008年 06月号 [雑誌]

来週あけて2008年5月12日(月)発売の『 JILLE (ジル)』【公式サイト】2008年6月号は安藤裕子さん【公式サイト】が表紙 & 新連載「 U-bee chronicle 」開始ということで、ふーん月曜日にチラ見をしてみようかなと思って『 JILLE (ジル)』の編集者によるブログ【JILLE6月号は5月12日(月)発売です! | JILLE 『Editor's Room!』】(これもアメブロ!)を見たら、あなた付録に TSUMORI CHISATO のポーチってあなた。安藤裕子さんがいちごショートケーキをパクつく表紙はいまいちながら、あなた付録つきですから立ち読みは不可能でもって品薄必至の予感。これは『 JILLE (ジル)』による本気汁なのかなんなのか。こちらガマン汁ほとばしるので先走り汁をしたたらせながらフライングゲットせねばなるまいて。

追記(20080512):大きな書店には付録をはずして読めるサンプルがあるんですね、いま付録あるの多いから。ということで購入。表紙はやはりいまいち感がぬぐえず、おでこのテカリも気になりつつページを繰ります。あ吉高由里子さんだ(P50)、『蛇にピアス』が公開されるまではこの清純な感じを胸に刻むぜ、映画公開後はワカンネ。そして「安藤裕子の U-bee chronicle 」(P108)ですけど、2ページでもって2008年5月21日発売のアルバム『 chronicle. 』と夏のツアーのパブリッシング的第一回、いさぎよし。しかしねあぐらをかいてギターを奏でる写真の背景はご自身によるイラストだったり、オリジナルキャラクター(なのか?)もげたんとお悩みコーナーがあったりします。「もげたんのだいにほんむかしばなし」なるミニコーナーでは日付をピックアップして過去の出来事を紹介、今回はアルバム発売日にひっかけてだと思いますが、5月21日。なんと1938年5月21日に起きた「津山三十人殺し」を取り上げていたのでひっくり返る。まあ市川崑さん(『八つ墓村』監督)のファンなのは知ってましたけど、そこから横溝正史さん(この事件をモデルに小説『八つ墓村』を発表)の小説も好きなのですね。『 JILLE (ジル)』読者ちゃんをそっち方面に引っぱりこんでどうする気なのか、ふわふわした服ばかり着ている女の子ちゃんたちはどうなってしまうのか。音楽のコーナー(P128)では表紙とうってかわってさっぱり写真。むしろ生気がぬけていてあぶらっ気なし、表紙とプラマイゼロの関係性に。インタビューで曲順に関する興味深い発言あり。新連載の遊び心たっぷりで、これは買いですぞ。