『お姐さん系CanCam』への布石か?蝦原姉妹の逆襲。

ところで『CanCam』リーダー(読者)のあなたは他にどんな雑誌を読んでいるのかな?『実話ナックルズ』?それとも『実話ナックルズ』?まあ冗談はここまでにしておいて、読んでんでしょうが『週刊実話』をさあ、今週号は袋とじが四つだよ、ホントいい加減にしてよ、多すぎだよー(喜色満面)。まあトップの記事が『山口組「3・5定例会」最高幹部の去就 全容』だから買わずとも手に取った方が大勢いらしたと思うんですけど、載ってるんですよ蛯原友里さん。と思ったら表記は蝦原友里さんになってるんです。エビが「蛯」→「蝦」ね。だから別人のことを書いているのかと思ってたんですけど……『週刊実話』2006年3月23日号より一部抜粋。

エビちゃん”人気急上昇で「魅惑の太もも」全解剖


まずは『CanCam』出身モデルの蝦原友里(26)がいる。愛称”エビちゃん”。いまや若い女性たちから絶大なる支持を受けている存在だ。(略)さらに凄いのは、彼女が身に着けている洋服は、なんと一万着は売れると評判だ。(略)また、マクドナルドのCMにも登場。おかげで、マックの売り上げもかなり伸びたという。その後、『特命係長 只野仁』(テレ朝系)で人気に火がつく。(略)勢いは止まらず、今度は看護士をしていた双子の妹・蝦原英里までデビューするというおまけつきだ。

週刊実話』2006年3月23日号

(略)(略)うるせえでしたか。でもこの記事微妙でしょ?すでにして『CanCam』を出身されてますし、洋服は通常の20倍売れるってのはよく聞きますが、一万着とは今までに無いアプローチね。で、一番引っかかるのは『特命係長 只野仁』(テレ朝系)で人気に火がついたってところ。だってあのドラマ、蛯原友里さん出てましたけど、セリフなんて一言二言だし、火がつくかねえ……。でも、もしですよあのギラギラしたドラマの一服の清涼剤的な感じで、人気に火がついたとしましょうか、『CanCam』とは離れた場所で。『週刊実話』リーダー(読者)たちは、蛯原友里さんに自分たちだけの愛称を付けたんじゃないでしょうか?それがすなわち頭の一文字を変えた”蝦原友里”だったと、蝦夷地の厳しい自然環境にも負けないその美しさをたたえる意味を込めて!で、独自の発展を遂げて、じつはいま世間で騒がれている”エビちゃんブーム”は『週刊実話』リーダー(読者)の作った”蝦原友里ブーム”に世間が追いついたって形はどう?ということは確実にあるよ、需要はあるよやっぱり『お姐さん系CanCam』。よろしくお願いします。では最後に愛称”蝦原友里”をつけるキッカケになったであろう小説をご紹介して終わります。

蝦夷地別件〈上〉 (新潮文庫)

蝦夷地別件〈上〉 (新潮文庫)

蝦夷地別件〈中〉 (新潮文庫)

蝦夷地別件〈中〉 (新潮文庫)

蝦夷地別件〈下〉 (新潮文庫)

蝦夷地別件〈下〉 (新潮文庫)

あ!記事のタイトルにある「魅惑の太もも」って、結局ひと言も出てこないの。「ナイス!編集!」『週刊実話』おそるべし。