『吾輩は主婦である』第二十三話「おがた」 2006年6月21日(水) 13:00〜13:30 TBS

奥さん、昨日はおあずけでしたから、もう、私のクドカンは、私のクドカンはこの曇天を突き抜けんばかりの状態なのですよ、見てちょ。というわけで毎週水曜日は『女性タブン』に連載中「吾輩は主婦である」の締め切りのためキリキリの夏目漱石斉藤由貴さん。でも昨日なんかあったんだろうね、近所の奥さまたちが相談事にひっきりなし。来るのはいいがせめて木曜日にしてくれということで、以後このあつまりは”木曜会”と呼ばれるのでした。そんな水曜日、やな書房に小野武彦さんがやって来ます、役名が尾形(おがた)。竹下景子さんの亡夫の同窓生ですよ、なにやらこの二人、ありそでなさそでありそうな、昼ドラなんだから、あれ!それからというもの竹下景子さんはめかしこんで毎日のように出かけてゆくのです。やっぱり、あるよこれは熟年の熟年による熟年のアレね、竹下景子さんはまるで特別な照明があたっているかのような、ソフトフォーカスのような。夏目漱石斉藤由貴さんはあとをつけます、ものすごい近距離につけたのですが、見失ってしまいましたよ。見失ったついでにロケをしていたCM撮影隊に遭遇、またも桐谷健太さんにスカウトされたっていうか、流しのギター弾きってのはあるけど、これは流しのCM出とでも言うのか。今回はふんわり仕上げの洗剤でしたよ。純喫茶ジャンバルジャンで編集者の岡田義徳さんに、このことを書いた原稿を見てもらいます。そこで衝撃の事実発覚、岡田義徳さんは竹下景子さんとひんぱんに会っているというではないですか。夏目漱石斉藤由貴さんがチヤホヤされているのに嫉妬して、随筆を持ち込んで読んでもらっていたそうで、小野武彦さんとのことはなんでもない、むしろ嫌いだっていうんだから、まんまといっぱい食わされたわい。ギャフン。そんな竹下景子さん、随筆を今度は毎朝新聞に送ったら、載ったぜ。近所の奥さんが集まってチヤホヤ、夏目漱石斉藤由貴さんはそれ見てジェラシー。やっぱみんなモテたいのね。明日に続く。