慌てる読モは貰いが少ない『 CanCam 』2006年12月号

CanCam (キャンキャン) 2006年 12月号 [雑誌]

CanCam (キャンキャン) 2006年 12月号 [雑誌]

もう服着てるんだか着てないんだかわからないくらいの、どアップにて目の粘膜グリグリの、二の腕見せつけ「このマネもしてごらんなさい」とでも言わんばかりの蛯原友里さんが表紙(ベアトップは私物だと)。「月刊エビちゃんねる」(P8)は12月号ということで、クリスマス一色。いわばクリむき出し状態。この連載も以前は身内ネタ全開だったのですが、近頃は時事ネタに名義を貸すといったていで寂しい限り。「男のコが好きな TPO 別 冬の本命デートスタイル発表!」では人気俳優とのコラボレート企画。いずれもいまをときめいておりますなあ。徳澤直子さんはクリスマスパーティのシチュエーション(P56)。俳優さんにとっては NG カットでしょうけど、そこはそれ CanCam モデルのホームグラウンドですから、こちら中心で OK カットとなりました、ヤッタネ。「1か月 CD 」では彼氏のトオルとつきあって1年の化粧品会社広報勤務、徳原直子として、恋に仕事に買い物に充実の1か月。ベストカットは11月9日昼飯抜きの困った表情でありました。よしっ、じゃあここにアレ入れよう『 KING 』のアレ。

11月31日

今日は仕事帰りにトオルと渋谷のカレー屋さんへ。
トオルはカレーにちょっとうるさいけど、この味には大満足。
夢中で食べ終わったら二人とも汗だく、もうクセになりそー。

『 KING 』2006年11月号「直タンのカレー漫遊記」より妄想

そんでですね、「キラキラ☆メイツ&”美”読者10人 『キレイの軌跡』特別公開」(P471)では読者モデルのみなさんによる生い立ちがズラリ。ううむこの特集ページのはじめには「現在 CanCam で大ブレイク中のキラキラ☆メイツ、美人として人気急上昇のキラ☆キラ読者〜」とありまして”美人として人気急上昇”って言い切りがスゴすぎ。中にはタレント活動をしている方もいらっしゃるようで、このなんとも中途半端な”半分素人ですよ”という立ち位置ってどうなんでしょうね?『 CanCam 』側にとっては、人材を育てずに使い捨てできるし、読者モデルのみなさんは(”読者モデル”という立ち位置でのタレント活動が)腰掛け感覚だろう?これって良くないぜ。というか専属モデルの澤野ひとみさんよりもずっと大きい扱いってのは、なんなの?こういうことを続けるのは『 CanCam 』と読者モデルのみなさん双方にとっていい結末を迎えないんじゃないのかい?さあてこのネガティブを引きずりながら『エビちゃんシアター DOUBLE DESTINY 』に行くんだぜ。
エビちゃんシアター DOUBLE DESTINY 』 Vol.4 「疑惑」
ハハハまったくわからん。ユリとルリ(蛯原友里さん二役)の”二人が似ている”ってのは、設定上無しなのか。理屈で読むものじゃないんでしょうけど、厳しい。作り手側としてはこの連載開始時の「今回は蛯原友里さんが二役(清楚とワイルド)ですよ!」ってので読者の脳内花火をバンバン打ち上げているんだろうつもりなんだろうし、読者の多くはそうなんでしょう。ストーリーに入り込めないので、細かいところが気になる。ルリ(蛯原友里さんワイルドサイド)にリュウ(森豪士さん)がブランドのイメージを壊すようなことはしてくれるなと説教するところ「本気で思ってるんだったら病院行ったほうがいいよ」って台詞はアウトだろ、単行本時には変えねばまずかろう。たしかにデートスポットをストーリー組み込んで行くので大変だとは思うんですけどあまりにも、ねえ。それから鈴木サダムさんをストーリーに絡めようとしてませんか?止めてください。もしどうしても鈴木サダムさんに出演していただく時には、ハサミより重い物を持つのは NG とさせていただきますっ!