『嫌われ松子の一生』第6話「女子刑務所雑居房」 2006年11月16日(木) TBS

殺人&ヒロポンにて逃走の末逮捕、実刑八年を喰らっての女子刑務所入りした内山理名さん。……女子刑務所ですか、女子高・女子寮・大奥など男子ならば一度は夢見たであろう、禁断の楽園。今回もキャスティングが見事で刑務所の職員に片桐はいりさん。そのスクエアフェイスは鉄格子のイメージと重なり、囚人に脱獄など考えも及ばなくさせるという効果を生んでいるのかいないのか。さらに雑居房には眉毛をシャープにした、ふせえりさんだぜ、同じく山田スミ子さんもいらっしゃいまして、二人して内山理名さんに嫌がらせをしますぞ、やっと”嫌われ”ましたね。後半に内山理名さんが脱走しようとするんですけど、ここは原作でかなり好きな部分だったのでどう処理されるかと思って見ていたんですけど、なんか唐突な感じでしたね、ちょっと残念。原作では美容師の資格を取るため、刑務所内の美容院で研修を受けて、まじめに務めたので刑期も短くなったかなんかで、とにかくトラブルを起こさないように我慢我慢していたのに、ふっと魔が差して逃げようとしちゃうのね、そんでせっかくの積み重ねが無駄になって刑期が延びたかなんかしたんだわ。そんで現代パートは相変わらず弱い。今週は女性ばかりだったので物足りなかったぜ。来週は吉野公佳さんが出るのけ!渋いところ突くなあ。ここで刑務所ものを見ちゃったから深夜の『プリズン・ブレイク』録画し忘れた、あーあ、そろそろ面白くなりそうだったのですがこちらは鑑賞終了。