『ハケンの品格』第1話 「働くことは生きること…スーパー派遣登場」 2007年1月10日(水) 22:00〜 日本テレビ

しょっぱながどっかの外国風国内で、なんだかヤバ臭(やばしゅう)がいきなり漂ってるかもと思いましたが、以降は問題なしでひたすら面白い。大手食品会社に派遣されてきた篠原涼子さん、三ヶ月派遣先で働いて三ヶ月どこかへ旅行なりなんなりする生活をしているらしい、なんとも今の連ドラ向きの生活スタイル。残業・休日出勤は一切しないけど、仕事はバリバリできるという設定。愛想なんてありゃしない、世間話なんてもってのほか、人間関係を築こうともしない。と、当然上司や派遣先の社員からはにらまれますが、不言実行で仕事をこなすし、部長の松方弘樹さんとは昔何かあったっぽく、篠原涼子さんの仕事っぷりに全幅の信頼を置いているので、おいそれとクビに出来ないのです。篠原涼子さんのおまけ扱いで採用された加藤あいさんが、資料をタクシーに置き忘れて、大騒ぎ。探して探した末、加藤あいさんを降ろした直後タクシーが追突されてその日に廃車になり、廃車置場に段々重ねの一番上に発見。でも危なくて登れないよう、となったときこれまでちっとも助けてくれなかった篠原涼子さんが、ショベルカー的な重機を操り登場、タクシーを地面に下ろして無事資料が戻ってきたのでした。ってこの重機登場シーンが笑けたわー、資格をたくさん持っているという設定らしいので、毎回ピンチになると資格を駆使して乗り切るってパターンだと最強ドラマになるんじゃないでしょうか?ボイラー技師とか、医療事務とか、わかんないけど。キャストはとにかく篠原涼子さんに尽きる、終始無表情で、喋ったかと思ったらカチンと来る正論を吐く。これで画面が持っちゃうから格好いい。松方弘樹さんをはじめとする男子社員はほどよく力の抜けた感じで、ベテランの小松政夫さんはいじわるな役かどうか微妙ですけど、タクシーの一件のあとはコミカル寄りになったかな?これは楽しみ。加藤あいさんはいくらでも換えの効く役が地を行くようで普通。篠原涼子さんと今後も衝突することになるであろう板谷由夏さんは、ちょっと篠原涼子さんと色が近いような気がしますね、これは狙ってのことかしら?顔のタイプも正面顔(しょうめんがお)で体形も控えめなおっぱいスレンダーな感じですし、仕事に対する態度も似たような感じじゃないかしら。あらかじめ二人は同じような物を持っているってことで見て行っていいのかな?あとは北海道方面の好事家の方が喜びそうな組み合わせをしてきたりして、そっちも今後に期待です。それから白川由美さんが”すべて承知した”役で登場。この方は昔からすべてを承知した役をやらせたら天下一品ですよ。最終回の予想:(最大の危機をガス溶接技能士の資格で救った篠原涼子さん、さすがの板谷由夏さんもこれには脱帽。「あなたにお礼を言わなくちゃね」握手を求め手を差し出す、篠原涼子さんもこれに応えようとするが……時計は定時の18時を指す。「おつかれさまでした」サッときびすを返して行ってしまう。板谷由夏さん、一瞬険しい表情になるが、微笑んでうしろ姿にそっと一言「ありがとう」。翌日篠原涼子さんは機上の人となり、またどこかへ旅立つのでした)とか。