2007年4月『時効警察』が帰ってきます。

チラチラ噂が流れてはきましたが、公式サイト( URL )の” News ”2007年1月31日付で発表されましたので書いちゃおう。2007年4月から金曜ナイトドラマで新シリーズがスタートします。タイトルはまだ公式発表されていないので書かんでおきますが、レギュラー・メンバーそのままという言葉を信じて放送日を待ちましょう。新レギュラーは女子がいいが、男子だろうなきっと(20070202追記:女子でした。小出早織(こいでさおり)さん、1988年生まれということは、感覚的にはおととしくらいだね、ヤングだね)。ということで以下2006年1月〜3月まで放送された『時効警察』の感想を誤字脱字そのままに、まとめて再掲載。

●第一話「時効の事件には、おいしいご飯の湯気が似合うと言っても過言では無いのだ」

注目すべきは岩松了さん、ふせえりさん、緋田康人さんの組み合わせだろう。

なんだろなと思っていたら脚本・演出が三木聡さんか、なるほどだ。

特にふせえりさん、緋田康人さんとくれば、そう、ビシバシステムだ。

ここに住田隆さんがいつ加わるんだろう、加わわらないのかね、期待していいのかね。

来週は池脇千鶴さんが水着になるみたいなので、録画の準備をしましょう。

ただ相手は機械ですからね、念のためテレビの前でスタンバイ、今からだど。

●第二話「偶然も極まれば必然となると言っても過言ではないのだ!」

麻生久美子さんのカン高い声ってだれかに似てるよなー。ま、そんなことより今回の目玉は片桐はいりさんの水着姿だぜ。……違った、池脇千鶴さんの水着姿だぜ。見たかい?15年ぶりに泳ぐと言って、ジャージを脱いだ後ろからライトがあたって腕のウブ毛がキラリ。二十代も半ばというのになんと未熟なボディだろう、いやしかしそんなことないんだよ、「ジョゼと虎と魚たち」をご覧よ、しっかりと妻夫木聡さんによってアレされてます。あ「ジョゼと虎と魚たち」といえば、時効管理課のサネイエ役江口のりこさんも出ていて妻夫木聡さんとウハウハドンドンなんだからうらやましいぜ。だからみんなも「ジョゼと虎と魚たち」観るといいよ。ビデオやDVDもいいけど沖縄の桜坂劇場でやるっていうから行ってしまえと思った。

2006/2/18(土)〜2/24(金)にやるみたい。桜はもう終わってるかな、咲いてるといいね

今週も住田隆さんは出演せず、夢のビシバシステム勢ぞろいはいつの日か、そもそもそんな予定があるのかないのか知らないが、待つよ。さて来週は緒川たまきさんがゲストですよ、予告では和服姿でたたずんでましたよ。だから早くも録画の準備だ、でも相手は機械ですからね、テレビの前でスタンバイだ。今からだ。

●第三話「百万人に無視されても一人振りむいてくれれば人はしあわせ…じゃない?」

緒川たまきさんがゲストですよ。和服姿と駅の売り子さん姿の2パターンを堪能されましたか?喋るときに下のあごしか動かないね、ミステリアスだ。しかし第三話ということでホップ・ステップ・ジャンプと行きたかったところですが、なんかね、普通に未解決事件を捜査してませんでしたか?どうでしょうね、こういうのが見たいの?まあ今回は事件に関わった人に面白サイドの方(第一話では高田聖子さん、第二話では片桐はいりさん、村松利史さんなど)がいらっしゃらなかったから、ややシリアスな流れになったんかな。科学捜査官(かな?)の光石研さんは出番が多かったけど印象は薄かったような。再来週のゲストだれかなー。

●第四話「犯人の575は崖の上」

「犯人はこの中にいます」って、ほとんど犯人だったというね、画面内の犯人率が非常に高い回でありました。ドラマ内ドラマの監督役である麿赤兒(まろあかじ)さんの息子は大森南朋(おおもりなお)さんだというのは、思い出すたびにいつもビックリするので、私もいい加減おぼえておけよと思った。そして非常によい崖でのロケーションでしたね、本当に危なそうだったのでややヒヤヒヤ。光石研さんはその他大勢な扱いになってしまいました、嗚呼。永作博美さんはおっぱい要員としても活躍されました。お疲れ様でした。

●第五話「キッスで殺せ!死の接吻は甘かったかも?」

よしよし、光石研さんが単品復活ですね。そうですこのやりとりが私にとっての「時効警察」なんです。だっていつまでたってもビシバシステムのリユニオン(かっこいいでしょ?)が見られないんだもの、リユニオンったっておそらく解散してないし、住田隆さんと緋田康人さんのコンビ解消ののち、住田隆さんとふせえりさんが組んでいまに至る、と。とすると緋田康人さんとふせえりさんが出ているのに住田隆さんがそこにいないなんて、そこにいないと思うことが悲しいと誰かが歌っていましたが、つまりそういうことです。話し戻って今回のゲストは奥菜恵さん、役からいうと三十代半ばですけど実際は二十代後半くらいですかね、15年前というと「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」がそろそろ作られるかとかそのへんですかね、岩井俊二さんがギラギラとキャスティングしていたんだろうきっと、岩井俊二さん、あんたのキャスティングはいつも正しいよ。あ、また話が脱線しましたが、今回は時効の15年てのがちょっとネックになったかな、奥菜恵さんはあまりにも若くみえたよ。で来週のゲストが森口瑤子さんですよ、こちらは15年分たっぷりありそうで楽しみだぜ。

●第六話「恋の時効は2月14日であるか否かはあなた次第」

ふまえた、ふまえてよかった「クイック・ジャパン」。というわけで、居住まいを正して見たわけですが、外してきましたね、タイトルのところで”時効事件を趣味で捜査。”と出ますが、今回は外してきた。第六話(全九話でしたか?)にして時効とはなんぞや?と問いかけるんですね、時効が成立するのは警察官として恥ずかしいことなんです、と。まさに時効を迎えんとする事件があって、容疑者の森口瑤子さんに、それと知らず恋に落ちる刑事(豊原功補さん)、容疑者であると気付いてさて、刑事の決断はいかに……?って、かなりシリアスなトーンを、いままで培ってきた他のキャラクターたちが、面白方向に持っていこうとしていましたが、ギリギリアウトだったかも、小ネタたちも浮いていました。でもこれはこれでいいんじゃないですか、いったんリセットする感じでね。「時効警察」はこういうのも出来るんだぜってことさ諸君。まあしかし森口瑤子さんの人工的な美しさが、整形をしたという設定とガッツリ合って興奮しました。来週は三億円事件の犯人で葉月里緒菜さんが出演のようです。女子の三億円事件犯人といえば、宮崎あおいさんが今年公開の映画「初恋」でやるみたいですけど、先取りしちゃったのか、先走った感じの汁が出たのでしょうか?一応”知る人ぞ知る平成三億円事件”とありますが、ちょっと掟破りな感じがありますので、見るべし。

●第七話「主婦が裸足になる理由をみんなで考えよう!」

考えた?どうだった?というわけで第七話にして初の男性ゲスト田山涼成(たやまりょうせい)さんが登場ですっ!……え、違うの?葉月里緒奈さんですか、あー言われてみればそうですね。でもね田山涼成さん(現金輸送車の運転手役です念のため)はドラマ出まくりですよ、2005年、民放キー局のプライムタイムで放送されたドラマの全てに出演したり、その膨大な出演経歴をアップしようとしたらウィキペディアのサーバーがダウンしてしまったりと数々の逸話があるのですか?いま適当に書いたんですけど。とにかく田山涼成さんに小市民を演じていただけただけで今回はいただきなんだよ。それに冒頭、豊原功補さんと緋田康人さんがやってきた喫茶店は新宿南口のあすこじゃん、行ったことあんじゃん興奮。いきなりの興奮。さて中身の話をしますと、葉月里緒奈さんが平成の三億円事件の犯人だと名乗り出ることからはじまります。呼び出されていってみると、オダギリジョーさんに「あなたは時効になった事件を捜査していらっしゃると聞きました」って、おいおい”誰にもいいませんよカード”って逆に話題になってるんじゃないのですか?おそろしいことですね。まあそれにしても葉月里緒奈さんは美しいですよ、ちょっと骨盤がゆがんでいそうな歩き方をしてらっしゃいましたが、妖気すら漂ってましたね。アップになるとその眼から「グググッ」っと出てましたよ妖気が。モロ師岡さんも思わず二回戦に挑まれました、まあ男ならだれもがそうですよ、共感します。麻生久美子さんも持っていかれそうになってましたもんね。今回はかなり楽しめましたよ、ただひとつを除いて…… 光石研さんどうしたの?どうしたのかい?最後にコロッケ持って鑑識課に入ったからってダメだど。出してよ、来週は頼んます。

●第八話「桜咲く、合格通知は、死への招待状?」

ドッペルなんとかですかこれは?オダギリジョーさんが二役ですから倍よかったですね。あなたは見たか冒頭のふせえりさんと緋田康人さんのかけあいを見たのか(亀のやつよ)?ここに住田隆さんがいてくれれば……ああ、パズルの最後のピースが見つからない感じですね。まだビシバシステム奇跡のリユニオンを信じているんだぜ。今回はなんといっても被害者だ、真木よう子さんが殺されてしまうなんて許せない、この事件に関しては時効は無い!でもまあ時効は時効ですからね、真木よう子さんのセーラー服姿は我々の心の中にずっと生き続けるわけです。で、根岸季衣さんとかすげえキャスティングをしてきますね、ロシア人(ゴーゴリー)の働くクリーニング屋のおかみさんですって。犬山犬子さん、清水宏さんはケラリーノ・サンドロヴィッチさんラインかしら。でも胸をはだけたラジオDJ清水宏さんを見たらなんか泣けてきた、なぜかしら。光石研さんも出てきたし、よかったよかった。でも光石研さん最近連続では出てこないんですよね、あー次回が最終回とはなんとまあ。でも惜しまれつつ終わるってのがベストでしょう。

●第九話 最終回「さよならのメッセージは別れの言葉とは限らないと言っても過言ではないのだ!」

あれから一週間か、やっと落ち着きましたね。ホント困った話ですよ。え?なにが困った話かって?だってほら最終回の放送を受けて、荒れたでしょう掲示板が。「みのむし男は小ネタか否か?」であんなにギャンギャン言い合わなくてもいいじゃないですか、けっこうアットホームな楽しい掲示板だったんですけどねえ。コミュニティも分裂しまくって最大二桁になってましたよ、まあこちらも今は落ち着いたようですが。こういうことが起きるとネットってやーね、と思ってしまうんだな。もっと平和に行こうぜ、キープ・オン・平和。

さて最終回のゲストがりょうさんと聞いたとき、なんかちょっとアレだったでしょ、違う感じしませんでしたか?今までの流れでいくと、りょうさんは無いよね。でも、出てきたら思ったよりお肉がある感じで、これはこれでアリだったので結果オーライだ。タイトルのナレーションで「時効を迎えた事件を趣味で捜査する男、霧山修一朗。きりしゅう〜」いまさら略称をつけるなんてカッコイイです由紀さおりさん。そうだ、何話だったか忘れましたが、由紀さおりさんのナレーションを、お姉さんの安田祥子(やすださちこ)さんがこっそり一回だけやった・やらないとかで掲示板が盛り上がりましたよね、あれは楽しかった。いまごろはお二人で「トルコ行進曲」でしょうか?話し戻って今回はゲストがりょうさんだったのでちょっと”エロ”というかこちらの妄想が入る余地が少ないかなと思ってたんですけど、そこらへんはさすがぬかりありませんね、ROLLYさんの奇行、性癖を振り返るところで壁に貼ってある写真(おっぱい写真)に矢を刺してましたけど、ありゃあ麻田奈美さんのりんごヌードだ!やった、やった、と見返したら微妙に違う、夏みかん?でもおっぱいなので問題なし。そして事件の鍵を握る役でつぐみさんです、『月刊つぐみ』で畳に寝っ転がってコリコリしていたことで私におなじみのつぐみさんだやったー。ちょっとひなびた役が最強ですね、アンタは化粧っ気が無いほうがエロいってのを知ってるんだな、自分で知ってるんだなハァハァ……取り乱してしまい失礼しました。すばらしいキャスティング。ふせえりさんは時効事件の捜査にも参加するし、二度見、さらに三度見まで披露する大活躍。ビシバシステム奇跡のリユニオンはありませんでしたが、それは次回のお楽しみにしておきます。光石研さんもかなり出てました、やったね。麻生久美子さんは『時効警察』で”基準点”的役回りでした。時効管理課をはじめとした面々の悪ふざけがすぎてくると、あの甲高い声で修正。麻生久美子さんがいてくれたのでブレずに最後までバランスが保てたんだと思いますよ。そして『時効警察』企画立ち上げから関わったオダギリジョーさん。三枚目を演じても、もとがいいからなあ。でも、今回一瞬”二”の顔したですね、りょうさんが「私をかばった雨田は、私のことを愛してくれてたんだと思いますか?」を受けて視線を下げてゆく表情にドキドキ。ありゃあサービス表情かしら、んもう。一話完結で連続ものを見る気力が無い人たち(私)にゃうってつけのドラマでした。最終回放送後のネットを見ますれば、続編を希望する声が多いですね。視聴率もよかったそうなので、次回作がきっと製作されるだろうという楽観論が多いようですが、このキャストをもう一度集めるのもなかなか大仕事のはず。そのために出来ることは、やっぱし関連商品を買うべし。ノベライズやらDVD-BOXやらを買うべし。あとは新聞に投書しるべし。でも書いたの投げちゃダメよ、きちんとポストに投函してください。さて私も関連商品を紹介して『時効警察』の次回作に期待しますよー。面白かった!