従うに決まってる。従うには決まっている。『ダイ・ハード4.0』

邦題:『ダイ・ハード4.0

原題:『 LIVE FREE OR DIE HARD 』

原作:

製作会社:20世紀フォックス

監督:レン・ワイズマン(『アンダーワールド』)

脚本:マーク・ボンバック

出演:ブルース・ウィリス マーク・オリファント ジャスティン・ロング マギー・Q クリス・カーティス メアリー・エリザベス・ウィンステッド ケヴィン・スミス 

日本公開:2007年6月29日(金)

ダイ・ハード』と言えばクリスマスですけど、『 3 』から関係なくなったのでしたか、クリスマスじゃなくてもついていない男にブルース・ウィリスさん。勝ち気で三白眼な娘、メアリー・エリザベス・ウィンステッドさんの貞操を守るべくマンツーマンパトロール。一本の無線から、アメリカ全土を震撼させるサイバーテロ集団との闘いに巻き込まれていきます。今回の敵はコンピュータ得意っ子軍団、いいポジションにマギー・Qさん。我らがマギー・Qさん、コンピュータ得意っ子たちに次々と指示を出してゆくのですが、常に胸元をざっくり開けて、体のラインが強調されるタイトな服をお召しになっています。そんなの従うに決まってる。従うには決まっている。ずっこけ FBI にコスチュームを変えて以降は『ダイ・ハード』ならぬ『マギ・ハード』としてカンフーたっぷり、存分に楽しめます。このシーンをはじめ、肉弾戦のアクションがかなり良く出来ていて、監督のレン・ワイズマンさんうまいぜとなりました。ここから先はメアリー・エリザベス・ウィンステッドさんが、敵をにらみまくって三白眼によるガンつけで私を魅了してくれました。アメリカ大統領のアレが出来るのなら、ガンダーラ映画祭のオープニングもそのまんまやってしまえるのではないかと思いましたよ。女性が素晴らしいのでコンピュータ得意っ子軍団のボスや FBI の副長官(里芋とニックネームをつけて認識)が弱いですね、キャラクターが弱いわね。そして何故いまケヴィン・スミスさんを超 VIP 待遇の役に抜擢したのか謎。でかいスクリーンで、音響のいいところで観ると面白さ倍増なのでぜひ劇場へ。