完全敗北宣言。『 KING 』2007年9月号 は次号より”エロ押し”になるのか?

KING (キング) 2007年 09月号 [雑誌]

KING (キング) 2007年 09月号 [雑誌]

ヤングな出来るサラリーマン向けのはずだったのではなかったか、ひとつ上行く生き方指南的なスタンスではなかったのか。今月号は水着のひとつ上行く下着姿で、上なのに下着とはこれいかに。この日和っぷりは見事であり、巻末にて次号一周年号より「男のマイウェイ・マガジン」としてリニューアルとの報。つまり「エロ」をもっと前面に出してくるのだろうと予想。そのヒントになるのが表紙と本誌内「妄撮」にて下着姿を披露の紗耶(さや)さんで、いままでの「妄撮」はグラビアモデルの方が着衣と下着の合わせ技にてたいした感慨もなかったのですが、紗耶さんはファッション誌のモデルで、このコーナーには初のファッション誌モデルではないでしょうか?調べてないけどそうだとしたい。これからファッション誌モデルをどんどん下着にしてしまえばいいよ。一方「妄撮」ではありませんが、『 CanCam 』からは熊澤枝里子さんが曇天のロケ撮影にてウサギの耳をつけて奮闘するも、『 CanCam 』本誌での扱い同様、もうひとつ爆発力に欠ける仕上がりとなりました。そしてリニューアル前に連載を終わらせること山の如しで、連載開始時にすでに人気・実力・話題のあったものは残り、そうでないものをことごとく終わらせています。他誌のファッション誌モデルをグラビアに起用するのと同様、育てる気なしのわかりやすいスタンスを一段とクッキリ浮かび上がらせた形となりました。