ヒンヤリ二題。

「〜のメッカ」っていうのは一般的に「〜が一番有名」とか「〜が一番にぎわっている」とか「〜発祥の地」とかそういう使い方をしてますけど、メッカは宗教関係の地名なので、いい意味でも悪い意味でも今はあんまし使わなくなっているみたいですよ。そんな時にこんなヒンヤリ。

オスカー・シーズンを目前にしてハリウッドで成功するコーエン兄弟の絶妙な立ち位置


ジョエル・コーエンイーサン・コーエン兄弟による11作目の映画『ノーカントリー』は、彼らの集大成となる作品と言われ、すでにアカデミー賞候補との噂も持ち上がっている。そんな彼らは、パワーゲームのメッカ、ハリウッドの中でも絶妙な立ち位置を保っている。

Variety Japan より引用

この WEB サイトは米国で刊行されている業界紙『 VARIETY (バラエティ)』の日本版。ハリウッドの市場分析とかが中心で、ちょっと硬い印象が多い中から、エンターテインメント寄りのものを翻訳し、日本版独自の記事を織り交ぜてお送りしているようです。上記の文章はその前置き的なもので、おそらく原文にはないもの。本文は英語 → 日本語なんですけど、この文章全体が日本語 → 英語になるとかは考えてないのかしらとちょっと思いました。これにヒンヤリ。もう一つは、『ジャッジ 〜島の裁判官 奮闘記〜』の第4話「命」から。交通事故の判決を終えて、翌朝食卓でその判決に対する厳しい記事の新聞を読む西島秀俊さん。そこへ娘が起きてきて、テーブルの食べ物をそのままつまもうとしたら、ダメでしょと西島秀俊さんが手をパチンとするんですけど、それがちょっと強すぎてヒンヤリ。以上ヒンヤリ二題でした。