『ロス:タイム:ライフ』 第2節「刑事編」 2008年2月9日(土) 23:10〜23:55 フジテレビ

まさかこの時間帯からヤバ臭がするとは思わなんだの『ロス:タイム:ライフ』第2回。これが”ひょんなことから「時間を止める能力」を持った新米刑事が、その能力を駆使して事件解決に奮闘するドラマ”だったらよかったですね。遅い時間帯だから、ちょっとブラジャーとかパンティーとかの軽エロもあったりしてさ、そんでピンチになると時間を止めてね、あとで先輩の平泉成さんに「おまえ防弾チョッキなんていつの間に用意したんだ?」「エヘヘもしもの時のためッス」なんてことになって、誉められるけどちょっとしたミスに怒鳴られて「あいたたーまたやっちゃったー」でストップモーション(つづく)。こんなんだったらいいけど、自分が死ぬと理解してから三時間でやらなきゃいけないことなのかとか思いました。売りである”ロスタイム”に入るまでが長すぎるから、こういうことになるんじゃないの。いきなり撃たれたところからはじまって、これまでの経緯や、家族(母親)への想いをチャッチャと見せて、でも残された時間で俺はこの事件をなんとか解決するぜ、となればいいんじゃないの。途中でこれが舞台になるとかテロップが出てましたけど、主演はこのまま小山慶一郎さんで行くのでしょうか?『ハイスクール・ミュージカル』を経て、まだ舞台で主演というのは所属事務所の層が厚いのか薄いのか。『ハイスクール・ミュージカル』を観た限り、舞台属性をつけるのは賢明じゃないと思うんです(ああ、ザック・エフロンさんの役が、手越祐也さんだったらと今でも思う)。『ロス:タイム:ライフ』とりあえずジャニーズ事務所枠を早めに片付けて、作品の出来は底を打ったと解釈しましょう。次回は友近さん主演で、ちょっとひねってくるみたいですので楽しみです。とにかく真木よう子さんにたどりつくまでは頼んますよ。