『恐れを知らぬ川上音二郎一座』プログラムで常盤貴子さんのカミングアウトに波風立たず。

2007年11月7日から12月30日にかけて、東京は日比谷に出来たシアタークリエのこけら落としとして上演された『恐れを知らぬ川上音二郎一座』(作・演出:三谷幸喜)。これ東京だけだったんですね、年明けにどこかでやるのかと思っていたらやらずでした。私は二ヶ月間に渡った公演のちょうど真ん中あたりを観たのですが、出演者の疲れの蓄積具合にかなり差があるようで、どうも役柄と舞台上の声の出方のバランスが悪かったように感じました。まあ舞台はナマモノですからね、というか戸田恵子さんの声の張りが尋常ではなかったということです。そんでプログラム(パンフレット)が1500円!ギャッと短い悲鳴をあげて購入。この価格にはショバ代が含まれているのかどうなのか、なんといってもチケットが12000円だで!日比谷!というかほぼ銀座。それでパラパラめくっていると舞台稽古のスナップショットがありまして、みなさんジャージとか浴衣とか動きやすいファッション。その中で常盤貴子さんが着ていたティシャツが、ラス・メイヤー監督の『 Cherry, Harry & Raquel! 』【 IMDb 】なのです。これは常盤貴子さんによる完全なる”おっぱい現役宣言”と受け取っていいのではないでしょうか?「演技派へ進むも、おっぱいを忘れたわけではない」と。この流れから封印されている『悪魔の KISS 』がソフト化なりされればいいのですがどうか。これには好事家のみなさん、もっと色めきたったほうが良いとおもいました。さて舞台の話の続きですけど、堀内敬子さん【ブログ】のグリグリおめめと唇が最強で、通路に降りてのお芝居があったのですが、激近でなめるように鑑賞したのが良い思い出です。堀内敬子さんは『 THE 有頂天ホテル』でずっとギターをかついでいた従業員の方と言えばわかるかしら。劇団四季出身ということで基本は舞台の活動が中心のようですね、ますますの活躍を期待します。