神はサイコロを振らない

第二回(the 2nd day)


「残された時間はあと9日」ですか、もうなんだかここで泣けてきてしまうのですが、我慢して見たよ。飛び越えた10年分の出来事なんてのは、あっという間に知ることができるんです。プリントアウトできちゃうんです。でも、他人との関係はおいそれとはゆかないのだ。なるほど、だって10年前に死亡したことになっているわけですからね、受け入れるほうも相当のもんだぜ。このあとはほかの乗客のエピソードもけっこうありそうですね、ピアニストの女の子とか、ベンガルさんとか。ベンガルさんはこの事態を受け入れることが出来ず、失踪、その後ホントおじさんになるとか!?(なりません)。尾美としのりさんは”わけ知り顔”に磨きがかかってますね、まだ何か知ってそうじゃない?登場人物の人は聞いてみたほうがいいと思うよ。最後に東京へ向かった市川実和子さんには勝手に”ハカセ”ってニックネーム付けちゃった。だってメガネがハカセっぽいじゃん。本当にこのまま数日後に10年前に引き戻されてしまうとしたら、思い出というか、気持ち的なものはどうなるんだろう。わああ切ない、でもこりゃあ最後まで見届けるしかないぜ。