時効警察

第六話「恋の時効は2月14日であるか否かはあなた次第」
ふまえた、ふまえてよかった「クイック・ジャパン」。というわけで、居住まいを正して見たわけですが、外してきましたね、タイトルのところで”時効事件を趣味で捜査。”と出ますが、今回は外してきた。第六話(全九話でしたか?)にして時効とはなんぞや?と問いかけるんですね、時効が成立するのは警察官として恥ずかしいことなんです、と。まさに時効を迎えんとする事件があって、容疑者の森口瑤子さんに、それと知らず恋に落ちる刑事(豊原功補さん)、容疑者であると気付いてさて、刑事の決断はいかに……?って、かなりシリアスなトーンを、いままで培ってきた他のキャラクターたちが、面白方向に持っていこうとしていましたが、ギリギリアウトだったかも、小ネタたちも浮いていました。でもこれはこれでいいんじゃないですか、いったんリセットする感じでね。「時効警察」はこういうのも出来るんだぜってことさ諸君。まあしかし森口瑤子さんの人工的な美しさが、整形をしたという設定とガッツリ合って興奮しました。来週は三億円事件の犯人で葉月里緒菜さんが出演のようです。女子の三億円事件犯人といえば、宮崎あおいさんが今年公開の映画「初恋」でやるみたいですけど、先取りしちゃったのか、先走った感じの汁が出たのでしょうか?一応”知る人ぞ知る平成三億円事件”とありますが、ちょっと掟破りな感じがありますので、見るべし。