『弁護士のくず』case.5 「私の父は九頭さんです!」 2006年5月11日(木) 22:00〜22:54 TBS

先週が派手だったってわけじゃないけど、なんだか地味な展開でした。ある日弁護士事務所に女の子が訪ねてきて、豊川悦司さんが父親であると言う、ここから始まります。確かに以前交際していた女性(和久井映見さん・写真のみ)の娘なのですが、母親は事故死しており、現在は母親の兄(小市慢太郎さん)夫婦が引き取り育てている。娘の父親探しと、親権を争う夫婦を平行して描いていきます。なんだかんだで豊川悦司さんは女の子を引き取ることになり、育てていた兄夫婦に挨拶に行くと、小市慢太郎さんが「新しい学校で使ってね」と新品の上履きをくれるんです。この兄夫婦は食堂を経営しているんですが、あんましうまくいってない。上履きもボロボロのをかかとを潰して履いているってのがあっての、新品上履き。まあ泣かせどころなんですけど、こういう上履きって(ここでは靴先が青いもの)学校によって違うし、また学年によっても違う場合もあるから一概に買い与えられないんだよなあ、優しさがあだになるってのが逆にリアルだと思いました。あとこの食堂がかたむいているってのも、夫婦のかもしだす”負のオーラ”(まあ仲悪いってこと)がビンビンに出ており流行らない感じがバッチリです。やっぱね、店側がこうだと客も入らないわな。だからいつもケンカばかりしている中華食堂が繁盛しているドラマは違和感があって見れないんですよ。地味の反動か次回予告はオカマちゃんがたくさん登場していました。メリハリあってよいですね。