『吾輩は主婦である』第二十七話「ねがい」 2006年6月27日(火) 13:00〜13:30 TBS

奥さんはどうなの、夜の商売とかどうなの?というわけで、昨日の今日で純喫茶ジャンバルジャンを辞めた能世あんなさんが客としてやって来ましたよ。源氏名”みどり”としてキャバ嬢デビューしてまたたくまにナンバーワンだよ。川平慈英さんも通っているんだってさ、当たり前さ。能世あんなさんもすっかりキャバ嬢で、はすっぱな感じがよく出ていますね。しかし役名がひらがな三文字の”つぼみ”なのに、サブタイトルになかなかなりませんね、今日あたりなるんかなと思ったけど、焦らすね、焦らせ上手ですね。さて能世あんなさんが辞めたため週三のパートが週五になっちゃった夏目漱石斉藤由貴さん。このままじゃ『週刊タブン』連載を単行本化するための書下ろしが書けません、書けませんし、連載分も書けませんで締め切りの水曜日を迎えてしまうのです。パートも休みだし、図書館にでも出かけるか、いや売りに出しているマンションへ行こう。そこへ不動産屋に連れられた人気作家”夜しずか”の高橋一生(たかはしいっせい)さんがやって来ます。売れっ子すぎるので、税金対策のためにマンションを買って、仕事場か事務所にでも使うべえとさ。若造の作家でしたので、ここを書斎に使おうとしていた夏目漱石斉藤由貴さんが怒りモード。断固として売らない宣言。まあ売れているのはわかるけど、あんまし金持ってるって周りに言わない方がいいね、だれが聞いているとも限りませんから。そして高橋一生さんの見かけが、本作の脚本を担当してらっしゃる宮藤官九郎さんを模しているので、ニヤニヤしましょう。せーのでニヤニヤ。夏目漱石斉藤由貴さんへ差し入れを持ってきた担当編集者の岡田義徳さんが、ここで高橋一生さんに出会ったのは後半へ向けての伏線でしょうかね、ちょっと覚えておきます。さて、昨日ミュージカルで歌っても、斉藤由貴さんは元に戻らない、いままでは歌ったらちょっと戻っていたのにね。いまは唯一寝言で、たまに戻っているのですが、あんまし寝言に対して返事したりとかはいけないって聞いたぞ、そういう昔からの迷信を大事にしていきたい、次の世代につたえたい、ゼッタイ。ガランとしたマンション、夕暮れの中ぞうきんがけをする及川光博さん、ふと昨年の七夕の短冊を見つけます。楽しかった家族の七夕、この短冊はそのとき斉藤由貴さんが棚のうしろに落っことしちゃったやつっぽい、願い事が書いてあるのですが、われわれには提示されず、及川光博さんがそれを読み「……みどりちゃん」、なんかいい話へ向かおうとしてますか?夜、短冊を矢名家に持ち帰り、締め切りを乗り越えた夏目漱石斉藤由貴さんがスースー眠る寝室の柱に飾ります「今のままで充分幸せです みどり」。なにちょっと胸の奥がポッと暖かくなっちゃった。結局マンション売れませんで、とすると高橋一生さんはピンポイントゲストなのか、先ほど懸念した伏線はないのかあるのか、いまのところどっちでもいい感じ。明日に続く。