『だめんず・うぉ〜か〜』第1話 2006年10月12日(木) 21:00 テレビ朝日

いまドラマの多くは三ヶ月で入れ替わって、製作にも同じくらいの期間がかかるみたいです。この長い制作期間中には、予想していなかった事件・事故も起こり、はじめの思惑通りに終わるなんてのは、なかなか無いとは思うんですけど、どうだった第1話?まずいきなり主題歌の曲調と映像が全然合っていないというか、これ曲が差し替わったとしか思えない。バラード調なのに、映像はガチャ ガチャのパーティーパーティーみたいなやつですよ、出演者の名前と映像を合わせようともしていない。しょっぱなから思惑通りに行かなかったなにかが発生したと勘ぐらせるんだから、テレビ朝日のドラマ班は変なスパイラルに飲み込まれているよな。ここを先日の『オーラの泉』でカウンセリングしてあげればよかったよね。しかも『 SPA!』連載中の同名原作漫画は、人生相談というか、ダメな男に惚れてしまう女性からの体験談を聞いて、呆れるやら叱るやらなんですよね。ここでのダメな男(だめんず)ってたいてい無職だったり、暴力ふるったり、人としてアウトなんですけど、ドラマに関しては、女性をだます男がダメ男(だめんず)って定義してました、だから金も地位もあるのね。原作のはじめの方ってそんな感じだったのでしょうか?どうだっけ、おぼえてないや。だから今連載しているものと、ドラマとは全然別物、そうなると原作者としてはどうなのかしらと思いますが、原作と原案ってけっこうこっち(指でお金のかたち)が違うって話ですから、原作者の倉田真由美さんはそのへん割り切ってらっしゃるんでしょう、賢明な判断だと思います。そういったわけで、このドラマからはヤバ臭(やばしゅう)がするぜ、そして未見たっぷりの HDD レコーダーからこのドラマを選んでしまった私もヤバイ。でも来週のゲストが大鶴義丹さんなので、魅惑のハイトーンヴォイスで楽しませてくれることを期待します。っていうかこのキャスティング、狙っている視聴者層はどのあたりなの?