2006年の映画をふりかえる

今年も「空中キャンプ」の(id:zoot32さん)によります、「2006年の映画をふりかえる」に参加させていただきます。がんばります。http://d.hatena.ne.jp/zoot32/20061211

1. 名前(id、もしくはテキトーな名前)/性別

id:tokka /男

2. 2006年に劇場公開された映画でよかったものを3つ教えてください

プロデューサーズ』『グエムル 漢江の怪物』

3. 2で選んだ映画の中で、印象に残っている場面をひとつ教えてください

プロデューサーズ』より。マシュー・ブロデリックさんが勤め先の会計事務所で「ぼくはブロードウェイのプロデューサーになりたい!」と妄想すると、キンキラ・ラメラメのお姐さんたちが出てきて、会計事務所がステージになり歌い踊るシーン。お姐さんたちの太ももがアレを誘いました。

4. 今年いちばんよかったなと思う役者さんは誰ですか

バリー・ペッパーさん。『メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬』より。窮地に陥った顔が、ひよこみたいでよかったです。『父親たちの星条旗』でもいい役やってましたね。今年はバリー・ペッパーさんに泣かされました。

5. ひとことコメント

ほかにも印象深い作品はあったのですが、特に思いいれが強く、何度も劇場に通ったこの2本を。『プロデューサーズ』は元になった映画も好きですし、その映画を元にしたミュージカルも観に行きたかった(←あんまし思いいれ強くねえな)ので、ミュージカルを映画化した今作は公開前からかなり盛り上がっておりました。公開初日に駆けつけ堪能、公開最終日は同じ内容なのに、なんだか演者がノッているような、本当の舞台の千秋楽を観劇しているかのような気持ちになりました。『グエムル 漢江の怪物』は劇場で観るたびに気付かなかった伏線が浮かび上がって面白さが増すという極上映画でした。繰り返し観ると特殊撮影部分はちょっとアラが見えてしまいましたが、人物についてはまったく劣化しませんでした。特に父親役のソン・ガンホさん、カテゴリー的には”おもしろい顔”に入るのですが、かっこよすぎてしびれまくりました。あすこでグーと力を入れるところは観ているこちらも歯を食いしばる感じでグーとなりました。それではまた来年も参加できれば嬉しいです。ありがとうございました。

以上、特に思い入れのある2本の作品についてでしたけども、劇場公開というシバリがあるので、ビデオスルー(海外作品などでヒットしても、日本での劇場公開で興収が見込めない作品は劇場公開されずにいきなりビデオ・ DVD として発売される。コメディ作品などに多く見られる)された『バス男』(原題『 Napoleon Dynamite 』)や『アメリカン・ドリームズ』(原題『 American Dreamz 』)を入れることが出来なかったのが残念。あと去年はメールでの参加でしたが、今年はこれを書いていたのでどの作品を観たのかを振り返るのに非常に便利でした。今年は観たけど書いていない作品もけっこうあるので、これからは備忘録としてつけていきたい。こうして今年も暮れて行くのですね。