歴史の” IF ”『 CanCam 』2007年9月号は西山茉希さん単独初表紙。

ついに勝ち取った単独表紙。「ポスト蛯原友里」という、取りようによっては巨大な十字架を背負い、一歩ずつ一歩ずつ確実に『 CanCam 』でモデルのキャリアを積んできました。そして映画『7月24日通りのクリスマス』『ハミングライフ』『ドルフィンブルー フジ、もういちど宙(そら)へ』に出演し、テレビでは格闘技番組『 SRS 』の司会として、バラエティ番組のゲストでは身を削ったオーダー以上の活躍を見せてくれました。ほぼ毎日更新されているブログではほどよくプライベートをさらし、下半身に関するゴシップも無いため企業広告も右肩上がりで獲得。専属モデルを務める『 CanCam 』も姉妹誌『 AneCan 』の創刊により押切もえさんをはじめとしたモデルが多数移動し、蛯原友里さんだけではない新たな展開が求められていたところへ来ての、西山茉希さん単独初表紙。たしかに満を持してと言うか、ここしかないというタイミングではありますが、んが、しかし、歴史の” IF ”。この表紙撮影時期が、同じく『 CanCam 』専属モデル徳澤直子さんが休業していた時期と丸かぶりだのです。「もしもこの時期、徳澤直子さんが休業していなかったら……」と妄想の余地をわずかながら残すところは、さすがおヒゲの大西豊編集長。本誌の内容に行くと西山茉希さん担当ページ「マキの素」(P14)では、単独初表紙撮影の一日を詳細にリポート。これには長らく噂に上がっている『 CanCam 』の兄弟誌『 HigeCan 』(ヒゲキャン)で専属モデルを務めるであろう大西豊さんが、来るべき日を重ね合わせているに違いなく、いよいよ『 HigeCan 』が具体的に動き出したのかしらと希望がふくらむのでした。なぜかこのタイミングで『 CanCam 』を卒業し『 AneCan 』へ移動する方々のページ(P416)は、これ忘れてたんじゃないのか?ちょっと面白い。そしてベストショットは西山茉希さんがバーバリー・ブルーレーベルのコートで仁王立ち(P201)。格好いい、なんかヒーロー物も行けそうだわね。あとはどこかのタイミングで連ドラデビューを果たせば(ヒール役がいいな)、完全ブレイクスルーを果たすと思います。でもそんな西山茉希さん唯一の懸案事項は、ファンクラブ立ち上げの足踏み状態。3000人の参加希望者が集まった時点で立ち上げって、ずいぶん長いこと募集中ですが、3000人集めてなにするんかな。