大団円ではないけれど。「社長が訊く『スーパーマリオギャラクシー』」ラストは宮本茂さん。

2007年11月1日(木)に発売される Wii 専用ゲームソフト『スーパーマリオギャラクシー』【公式サイト】。 TVCM もひんぱんに目にするようになり、日ごとに盛り上がっております。任天堂の公式サイトでは社長の岩田聡(いわたさとる)さんによる製作者へのインタビューが連載されています。その最終回はこれまで『スーパーマリオブラザーズ』『ゼルダの伝説』など世界的ヒット作を手がけ、今作でもプロデューサーを務める宮本茂(みやもとしげる)さんが登場【Wii.com JP - 移転いたしました】。男と男が向かい合い『スーパーマリオギャラクシー』の話を中心に展開しますが、やはり懐かしい話にもなりまして、横井軍平さんのお名前が出てくるあたり、任天堂の25年くらいの歩みがズバーンと串刺しに読める素敵インタビューです。この構成を手がけたのが元『ニンテンドードリーム』の編集長サオヘンこと、現在はフリーライターの左尾昭典さん。コアな任天堂ファンにはおなじみ「 THE KING OF GAMES 」の店長さんの日記によると京都へお住まいを移される【2007年10月23日第1514回「ご来客」より】とのこと。まあこれがそのまま任天堂と直結するというのは考えすぎでしょうが、 NINTENDO64ニンテンドーゲームキューブ任天堂据え置き機不遇時代を支えてきた氏が、こうして再び業界のトップになった任天堂の公式サイトで、岩田聡さんと宮本茂さんのインタビューを構成するというのは、いちファンとして感慨深い物があります。このまま幕が降りれば大団円なのですが、そこはそれ立ち止まるわけには行きませんからね、盛者必衰の理も身に染みている任天堂。さらなる攻めの姿勢に期待するのでありました。