『 JILLE (ジル)』2008年7月号。安藤裕子さんの連載「 U-Bee Chronicle 」第2回。

JILLE (ジル) 2008年 07月号 [雑誌]

JILLE (ジル) 2008年 07月号 [雑誌]

『本能のハイキック』のアシスタントとして私におなじみの田中美保さんが表紙。街角スナップ的なものはそうでもないのですが、モデルさんたちの仕草や表情の、男に媚びなさがすさまじい。同性に対するアッピールと異性に対する近寄りがたい”圧”に悶絶。赤文字系とは明らかに年齢層が違う(若い)なあと感じました。読者モデルによる一週間コーディネイトのページで、大阪のフリーターのかた(P88)がちょっと素人とは思えないフォトジェニックさ。土曜日のアクビちゃんみたいな格好って、現実なのかなんなのか。あんな可愛さが大阪の街を歩いているというのか。寄り道はこのくらいにして安藤裕子さんの連載「 U-Bee Chronicle 」(P110)は第2回。雨上がりの神楽坂に下駄を履いてたたずむ安藤裕子さん。薄着でなんらかのストールをまくのは、もしやおっぱいの質量をカモフラージュしているのかどうなのか。コラムのテーマは「ものづくり。」ツアーグッズになっているオーガニックコットンの衣類についてのお話。こういう話は行き過ぎると説教くさくなりますが、いまんとこ大丈夫な感じですね。ツアーの MC では”フェアトレード”って言ってなかった気がします、このあたりのバランス感覚もいいなあ。「オネエサン&もげたんのお悩み相談室」はお金に関する相談で、嘘の貯金額のリアルさにニヤケつつ、すぐに1000万円貯まる方法を、そんな秘伝中の秘伝を、こんなワンコーナーで披露してしまっていいのかと戦慄。すぐ実践して私も1000万円貯めるど!「もげたんのだいにほんむかしばなし」では5・15事件を取り上げています。あれ6月の日付じゃなくていいのか、でも怨念がこもっていていい読み物ですね。今月号は付録が無いのでとりあえず立ち読みしてみるといいです。