『ケータイ捜査官7』第35話「ケイタのはつゆめ」 2009年1月7日(水) 19:00〜19:26 テレビ東京

あけて2009年はじめの放送は「ケイタのはつゆめ」。初夢というくらいですからお正月気分たっぷりと言いたいところですが、季節感はどうですか秋冬といったところで、お正月とか関係なし。まあ夢オチに向かってゆくのかなーと思ってみているとやはりそうなりました。アンダーアンカーのお昼前、伊藤裕子さんが何の気なしに許可した出前にみんなウキウキ。だってアンダーアンカーは内緒の厳重施設ですので、外部との接触はご法度なんですよ。出前の注文をとる窪田正孝さん、でも25人分の注文なので聞いていく先から忘れっちゃう。ここで物語の反復と省略があって楽しい。そんな楽しい脚本を書いたのは押井守さんで、そうなってくると出前先の大将は千葉繁さん(声のみの出演)ということになるんですね。お店の屋号が上海亭というのもなんか関係があるようです。さてケータイセブンの力を借りて出前を注文したものの、みんなバラバラもの頼んだもんですから一向に来ませんで、イライラ。松田悟志さんは特にキレのあるイライラを見せてくれるのでした。一応夢オチになって、あそこから夢なのかとわかるのですが、わかるとちょっとアンダーアンカー大丈夫かしらと。まあ、ああいった閉じきった仕事場(地下何十階とかだったような)ですと、食事は大事ですからね。夢のパートに学校の先生役で出演中の千原せいじさん。窪田正孝さんの脳内でよほど際立った印象を残しているのでしょうね、だからああやって出てきたと。次回は「ともだち」。ちょっとシリアスな方向へ行きそうな予感。