初の客席出産と、まさかの座り『 TEXAS 』。安藤裕子 Live 2009 " THE BEST "ツアーファイナル@東京国際フォーラムホール A 。で、いんじゃないのぬまざわ。

安藤裕子 Live 2009 " THE BEST "

2009年6月26日(金)東京国際フォーラムホール A

18:00開場 19:00開演 料金:****円

当日券の発売:不明

=== SET LIST ===

開演前のアナウンス:清水ミチコ

01:はじまりの唄「ア・カペラ Ver 」
02:安全地帯
03:み空
 MC:ツアー最終日のあいさつ。
04:Green Bird Finger.
05:Happy Go Lucky
06:さみしがり屋の言葉達
 MC:洗剤が落ちて足の甲にあざ出来た話。
07:あなたと私にできる事
 MC:子供に戻って、母親のエメラルドを盗む夢の話。
08:シャボン ボウル「アコースティック Ver 」
09:忘れものの森「アコースティック Ver 」
10:SUCRE HECACHA
11:Lost Child.
12:海原の月
 MC:スタッフに感謝。ダウナーな内容。
13:TEXAS
14:パラレル
15:Still Steel Dowm
 MC:ライブに来てくれてありがとう。修行して帰ってきます。
16:隣人に光が差すとき
17:聖者の行進


=== アンコール ===
UN01:水色の調べ
 MC:メンバー紹介、グッズ紹介、夏フェス参加。「もうちょっと歌ったりしたら、いんじゃないのぬまざわ」
UN02:サリー
UN03:のうぜんかつら(リプライズ)


=== 終了 ===(約2時間20分)


Vo : 安藤裕子
Keyboard : 山本隆二
Guitar : 山本タカシ
Per,Cho: 新居昭乃
Bass : 鈴木正人
Drums: : 沼澤尚

でかい、でかいよ国際フォーラムはホール A 。有楽町駅が一番近いんか、まあいろんな駅から、来たら、いんじゃないのぬまざわ。「〜したら、いんじゃないのぬまざわ」このフレーズはアンコール『サリー』前の安藤裕子さんの発言からいただきました。さて、この国際フォーラムホール A は客席が5000ということでこれまでで最大の会場でした。わたしは1階でしたが、こちらは一杯、2階もかなり埋まっていたと思いますホッとひと安心。1ベルというのか、本番前のブザーが鳴ると開演前の諸注意のアナウンス。これが清水ミチコさんのモノマネ(おそらく生)で、山口もえさん→桃井かおりさん→デヴィ夫人田中真紀子さん→黒柳徹子さんという豪華リレー。わたしはこないだ清水ミチコさんのラジオに安藤裕子さんがゲスト出演したのを聞いていたので、山口もえさんで「あ! 清水ミチコさんだ」とわかったのですが、徐々に会場の反応が良くなってゆくのがおかしかったですね。黒柳徹子さんの時は『ザ・ベストテン』よろしく「〜今週の第一位です!」なんてのがあって興奮。セットリストは今回のツアー全て一緒だと思います。1曲目『はじまりの唄』はアカペラで、でかい会場に歌声が響きますと、どこからともなく赤子の泣く声が……おそらく出産。ウッドストック以来のライブ会場での出産に間違いありません。男の子だったらマイケル・ジャクソンさんの生まれ変わり、女の子だったらファラ・フォーセットさん。元気に育ってくれることを祈りつつライブは進みます。『み空』おわりの最初の MC が沼澤尚さんのドラムソロによってぶった切られ『 Green Bird Finger. 』がはじまった時の安藤裕子さんのポカンとした顔、これが「〜したら、いんじゃないのぬまざわ」につながったのかどうなのか。ここから安藤裕子さんのあおりにより、アコースティックコーナーまで客立ち上がり。その後の MC で自分は喋りが上手にならず、いつも友達に注意されると言っていましたけど、やー本当にどうにかならんもんかと思いました。その友達の方も言うだけではなく、フィジカル方面に多少うったえていただけないかと、関節を決めつつ注意するのはいかがかと提案します。夢の話とかどうですか。そしてビビッたのが『海原の月』おわりの MC 。このあと『 TEXAS 』から『聖者の行進』までたたみ込む構成なのですが、ツアースタッフへの感謝をしつつ、幸せを感じるとすぐそれが終わること、絶望することを口にしてしまう、でも今日は嬉しい。みたいな、いい話だけどドーンと落ちてしまうのを聞かされたあとピアノで『 TEXAS 』のイントロ。わたしはさあ立ち上がろうと半ケツ状態だったのですが、 MC の内容やら安藤裕子さんがあおらないやらで、まさかの座り『 TEXAS 』。ここで立たないと最後まで立てねえぞと、かなりイライラしていたのですが、だんだんとこれでいいんじゃないかしらと思ってゆきました。そんなね、5000人からの観客を自在にコントロールするなんて、らしくないじゃない。「セイイェー!」とかそういうことやらないからいいんでね、これでいいんじゃないかしら。そんな気持ちで聴いた『 Still Steel Dowm 』が素晴らしく響きました、こんな素敵な曲だったのかと。でも MC 全般に関しては、やっぱりお友達の力をお借りしたいところ。安藤裕子さんは現在足の甲にあざがあるので、みてあげる体で足首を取ったら”アキレス腱固め”という関節技があるので、これによりキリキリしめあげつつ注意をしていただいて、だめおしにげんこであざをグリグリしていただくと、よりいっそう効果的かと思われます。『聖者の行進』で本編終了。アンコールをうながす手拍子で、でかい会場だなとあらためて思ったりしました。アンコールの格好は髪型そのままで、緑のティシャツにダボっとしたジーパン、シロップをペロペロしながらチンピラっぽい再入場が可愛すぎました。『水色の調べ』からあおりによる立ち。メンバー紹介とグッズ紹介、夏フェス参加の話があって「じゃ〜もうちょっと歌ったりしたら、いんじゃないのぬまざわ」からの『サリー』、『のうぜんかつら(リプライズ)』で終了。途中ステージ天井からキラキラした色紙がいくつか落ちてきていたので、そういった演出があるかと思ったけどありませんでした。前の人のが残っていたのでしょうか。会場にはタイトル未定の「♪いのちってなに〜」が流れていました。ということでツアーファイナル、客席埋まるかしらと心配していたのですが、立派なもんです、やりとげましたね。帰りにお花をながめていたら冨田恵一さんから来てました。稲森寿世さんの『晴れの日』で作詞が安藤裕子さん、作曲・プロデュースが冨田恵一さんというのがあって、レーベルが同じカッティング・エッジということもあるのでしょうが、もしや冨田ラボなの!?とか興奮。興奮をこじらせて中腰で会場をあとにしました。(時間があれば安藤裕子さんが、清水ミチコさんのラジオにゲスト出演した模様をテキスト起こしします)