桜庭ななみさん『恋して悪魔〜ヴァンパイア☆ボーイ〜』第8話で、ギャルメイクをおぼこく撃破する。

まじめに見てたら損するドラマがここにある。中山優馬さんが、学生時代に付き合っていた本人であることがわかったら、中山優馬さんの親御さんに連絡するとかしなくていいのか加藤ローサさんよ。回想シーンを見ると、中山優馬さんは海の事故で亡くなっており、遺体は見つかっていない(打ち上げられたところをマッチ先輩がお持ち帰り)んですから、親御さんは心のどこかで生きているのでは? って思っているはずです。とりあえずデートするなんて、てめえだけの持ち物じゃねえのだぜ。そんな畜生道にあふれた『恋して悪魔〜ヴァンパイア☆ボーイ〜』(火 22時 フジテレビ)。2009年8月25日(火)の第8話はこれまでのイメージをガラリと変えて、学校にやってきた敵ヴァンパイアをやっつけようという、”ヴァンパイア・ハンターもの”になっていました。敵ヴァンパイアの横山裕さんは見つめるだけで相手の心を操ってしまうので、見つめまくりの学校のっとりまくり。若い女性を襲って血を吸うときもそうすれば悲鳴をあげられないんですけど、そこはそれスパイス的なね、キャー叫んでもらうと血を吸うモチベーションが上がるということなのでしょう。やっぱしヴァンパイアは血を吸ってナンボですからね。横山裕さんは中山優馬さんが血を吸おうとしている相手を捜しており、生徒にインタビュー・ウィズ・ヴァンパイア桜庭ななみさんは、ほっぺにキッスするほど中山優馬さんが好きなのですけど、相手は振り向いてくれないの。そこで横山裕さんが心を操って、ギャルメイクをほどこして登場。しかし桜庭ななみさんのおぼこさが、ギャルメイクを成立させなかったから最強だろ。それにしても男子の気持ちを引き付けるにはケバいメイクをするってのは、男心も安く見られたもんだぜ。中山優馬さんが頭とお尻にしか出てこなかったから、面白かったってのは低視聴率のテコ入れとして正しかったのかしら? 毎回敵のヴァンパイアがやってきて、それをやっつける構成のほうが、楽しいですよね。毎回毎回、血を吸おうか吸おまいか、吸えるけどやめたとか、これでずっと行こうとしているとしたら、かなり鉄の心臓だで。「次の満月までに血を吸わないと死ぬ(消滅だっけ?)」とか大事な設定なんだから、もっとアッピールしないと、スタッフが間違えて満月のインサートショットとか入れちゃうんじゃないのと軽く心配。まあ桜庭ななみさんのおぼこさが、ギャルメイクを撃破したことで今期最高のドラマになったから良かった。